【まりがん!】まじっく!【第三話】
2009年5月24日 まりがん!ぷろじぇくと コメント (7)『人生で起こる事は、全てMagicで起こる』とかいう言葉を
どっかで聞いた覚えがあるんですが、
そんなお話が書けたらいいなー、なんて思ってます
そんな訳ではじまりはじまりー
+ + +
次の日・・・
「トレーディングカードゲーム部に、入部しましたーーーーーーーーっ!!(びしぃっ)」
「でー?どうだったのよー?」
「全然分かりません」
ずるっ
「あ、あんたねぇ...」
「だって分かんないものは分かんないもん」
「でも実際にやってたんでしょ?」
「確かにやってたけど...うーん...あれをどうやって説明したらいいのか...」
「...結構難しそうね」
「んー、でも楽しそうにやってたから、なんとかなりそうかも...」
そして、あっという間に放課後・・・
がらがらがら...
「うぃっすー、おつかれぃ」
「あ、部長」
「どう?昨日やってみせたけど...分かった?」
「全然分かりません」
「...まぁ最初はそうだよねー(^^;)」
「えーと...なんでしたっけ...あの...ゲームの名前...」
「Magic the Gathering?」
「そう、その...まじっくなんちゃら」
「まぁ、長いからマジックとかMTGとかぎゃざとか呼んでるけどね」
「...私にもできるんですかぁ?」
「やれば出来る」
「ほんとに?」
「気持ちが大事だっ(ぽんぽん)」
「えっと...じゃあ教えて下さいっ!」
「よしよし、んじゃレクチャーしますか...」
がさごそがさごそ...
「ほい、パックだ」
ぽいっ
「ええっと...これって...」
「そんなかにカードが入ってる、開けてみぃ」
「はいっ」
ぺりぺりぺり...
「青いカードとか、赤いカードが入ってますぅ」
「んーと...簡単に説明すると...そのカードは『魔法のカード』だ」
「まほうのカード...ですか?」
「そそ、それを使ってデュエル...つまり『決闘』するわけだ」
「おおーーーーーーっ!!なんかすごいです!!」
がらがらがら...
「遅くなりましたぁ」
「あゆみおつかれー」
「お疲れ様ですー」
「高橋さんは家の用事があって欠席だそうですぅ」
「そっかぁ...残念だなー」
「今、森野さん教えてるとこですかぁ?」
「まぁそんなとこ」
「ぶっ...ぶちょー!!質問ですっ!!」
「はいはいどうしたー?」
「どうやったらまほうが使えるんですかっ!?」
「んーとだなー、カードの右上にマークがあるだろ?」
「数字と緑のマークがありますぅ」
「今持ってるそのカード...《灰色熊》で説明すると...
そのカードを使うためには緑のマナともう1マナ必要なんだな」
「マナってなんですかぁ?」
「マナってのは、いわゆる『魔法の力』だ」
「まほうのちからですか」
「そそ、エネルギー源が無いと魔法は生み出せない」
「うんうん、で、マナってどうやって出すんですかぁ?」
「んーっと...その中に多分『土地』っていうカードがあるはずだ、探してみぃ」
がさごそ...
「えーっと、これですかぁ?」
「そうそう、その《森》って書いてあるやつですねぇ」
「そう、その土地を場に出してタップすることでマナが出る」
「タップってなんですかぁ?」
「タップってのは『これ使いました』っていう印のようなもんだな...」
「そうですねぇ」
「カードを縦長においてある状態がアンタップ状態、
横長においてある状態がタップ状態だな」
「あ、あとマナを出せるクリーチャーとか、アーティファクトもありますぅ」
「え?え?え?クリーチャー?アーティファクト?????」
「まぁまぁ落ち着け」
「だって分かんないだもん...」
「ごめんなさいねぇ...ちょっとパニくっちゃった?」
「クリーチャーってのは生き物、アーティファクトってのは平たくいうと魔法の小道具かな」
「さっきのアレってくまさんですね」
「くまさんですぅ」
「他にもエルフとか、ドラゴンとか、ゾンビとか、いっぱいいるぞー」
「ぶっ、ぶちょー!!大変ですっ!!」
「おぅ、どーしたー?」
「このカード、ぴかぴか光ってますっ!!」
「おっ、それはフォイルカードだねー、何引いたん?」
「なんか剣持った、かっこいい天使さんです!!」
「あら、セラ天ですねぇ」
「いきなりレアフォイルかいっ!!」
「フォイルカード集めてる人も多いですから、持ってるといいですよぉ」
「ぶっ、ぶちょー!!またまた大変ですっ!!」
「おぅ、どーしたー?」
「このカード、真っ白です!!」
「...はぁ?」
「ほらっ!何も書いてありませんっ!!」
なんだってえええええええ
ええええええええええええ
ええええええええええええ
「あら、フィラーカードですねぇ」
「ちょ...どーゆーヒキしてんの...((((;゚Д゚)))ガクガクブルブル」
「すごいんですか」
「...最近は印刷技術が向上したから、めったに見られないんですけどねぇ...」
「森野...それは『呪いのカード』だ、部長のあたしが預かっておこう(ぽんっ)」
「ウソいっちゃいけませんよぉ」
森野実里、16歳
ヒキだけは強いみたいです(まる)
つづく♪
どっかで聞いた覚えがあるんですが、
そんなお話が書けたらいいなー、なんて思ってます
そんな訳ではじまりはじまりー
+ + +
次の日・・・
「トレーディングカードゲーム部に、入部しましたーーーーーーーーっ!!(びしぃっ)」
「でー?どうだったのよー?」
「全然分かりません」
ずるっ
「あ、あんたねぇ...」
「だって分かんないものは分かんないもん」
「でも実際にやってたんでしょ?」
「確かにやってたけど...うーん...あれをどうやって説明したらいいのか...」
「...結構難しそうね」
「んー、でも楽しそうにやってたから、なんとかなりそうかも...」
そして、あっという間に放課後・・・
がらがらがら...
「うぃっすー、おつかれぃ」
「あ、部長」
「どう?昨日やってみせたけど...分かった?」
「全然分かりません」
「...まぁ最初はそうだよねー(^^;)」
「えーと...なんでしたっけ...あの...ゲームの名前...」
「Magic the Gathering?」
「そう、その...まじっくなんちゃら」
「まぁ、長いからマジックとかMTGとかぎゃざとか呼んでるけどね」
「...私にもできるんですかぁ?」
「やれば出来る」
「ほんとに?」
「気持ちが大事だっ(ぽんぽん)」
「えっと...じゃあ教えて下さいっ!」
「よしよし、んじゃレクチャーしますか...」
がさごそがさごそ...
「ほい、パックだ」
ぽいっ
「ええっと...これって...」
「そんなかにカードが入ってる、開けてみぃ」
「はいっ」
ぺりぺりぺり...
「青いカードとか、赤いカードが入ってますぅ」
「んーと...簡単に説明すると...そのカードは『魔法のカード』だ」
「まほうのカード...ですか?」
「そそ、それを使ってデュエル...つまり『決闘』するわけだ」
「おおーーーーーーっ!!なんかすごいです!!」
がらがらがら...
「遅くなりましたぁ」
「あゆみおつかれー」
「お疲れ様ですー」
「高橋さんは家の用事があって欠席だそうですぅ」
「そっかぁ...残念だなー」
「今、森野さん教えてるとこですかぁ?」
「まぁそんなとこ」
「ぶっ...ぶちょー!!質問ですっ!!」
「はいはいどうしたー?」
「どうやったらまほうが使えるんですかっ!?」
「んーとだなー、カードの右上にマークがあるだろ?」
「数字と緑のマークがありますぅ」
「今持ってるそのカード...《灰色熊》で説明すると...
そのカードを使うためには緑のマナともう1マナ必要なんだな」
「マナってなんですかぁ?」
「マナってのは、いわゆる『魔法の力』だ」
「まほうのちからですか」
「そそ、エネルギー源が無いと魔法は生み出せない」
「うんうん、で、マナってどうやって出すんですかぁ?」
「んーっと...その中に多分『土地』っていうカードがあるはずだ、探してみぃ」
がさごそ...
「えーっと、これですかぁ?」
「そうそう、その《森》って書いてあるやつですねぇ」
「そう、その土地を場に出してタップすることでマナが出る」
「タップってなんですかぁ?」
「タップってのは『これ使いました』っていう印のようなもんだな...」
「そうですねぇ」
「カードを縦長においてある状態がアンタップ状態、
横長においてある状態がタップ状態だな」
「あ、あとマナを出せるクリーチャーとか、アーティファクトもありますぅ」
「え?え?え?クリーチャー?アーティファクト?????」
「まぁまぁ落ち着け」
「だって分かんないだもん...」
「ごめんなさいねぇ...ちょっとパニくっちゃった?」
「クリーチャーってのは生き物、アーティファクトってのは平たくいうと魔法の小道具かな」
「さっきのアレってくまさんですね」
「くまさんですぅ」
「他にもエルフとか、ドラゴンとか、ゾンビとか、いっぱいいるぞー」
「ぶっ、ぶちょー!!大変ですっ!!」
「おぅ、どーしたー?」
「このカード、ぴかぴか光ってますっ!!」
「おっ、それはフォイルカードだねー、何引いたん?」
「なんか剣持った、かっこいい天使さんです!!」
「あら、セラ天ですねぇ」
「いきなりレアフォイルかいっ!!」
「フォイルカード集めてる人も多いですから、持ってるといいですよぉ」
「ぶっ、ぶちょー!!またまた大変ですっ!!」
「おぅ、どーしたー?」
「このカード、真っ白です!!」
「...はぁ?」
「ほらっ!何も書いてありませんっ!!」
なんだってえええええええ
ええええええええええええ
ええええええええええええ
「あら、フィラーカードですねぇ」
「ちょ...どーゆーヒキしてんの...((((;゚Д゚)))ガクガクブルブル」
「すごいんですか」
「...最近は印刷技術が向上したから、めったに見られないんですけどねぇ...」
「森野...それは『呪いのカード』だ、部長のあたしが預かっておこう(ぽんっ)」
「ウソいっちゃいけませんよぉ」
森野実里、16歳
ヒキだけは強いみたいです(まる)
つづく♪
コメント
そういえば、エラーカードって出たこと無いんですけど、価値あるんでしょうか?
俺はまだそういうエラーカード引いたことはないですねぇ…一度くらい経験してみたいもんですがw
今後の展開にも期待です。
意識はしてるけど、そんなに唯ですか(滝汗)
今後の参考にしておきますw
エラーカードは引いた事無いですけど、自分の目の前で
引いた人は見ましたw
それ相応に価値はあるみたいですよ?
持ってたりします
さすがに2枚分ずれてるとかは無いですけど
多かれ少なかれこういうビギナーズラックみたいなことってありますよね
しかし、いきなりセラ天とはやりおりますね~
自分が最初に引いたレアとか思い出しちゃいましたよ
次回も期待してます。
そうそう、その感じを出したかったんです(^^)
まぁここまでドラマティックなのは無いんでしょうけどw
次回もお楽しみに(^^)/